ホルムズ海峡再開後、早期に原油輸出回復へ イラク石油会社首脳が意向
[バスラ(イラク) 6日 ロイター] - イラク国営バスラ石油会社のトップ、バセム・アブドゥル・カリム氏は、米イスラエルとイランの交戦が終結してホルムズ海峡の安全な航行が保証されれば、イラクの原油輸出は1週間以内に日量340万バレル程度まで回復させることが可能だとの見解を示した。
ロイターとのインタビューで明らかにした。
世界の石油・液化天然ガス(LNG)の約2割が通過する輸送の要衝ホルムズ海峡は交戦開始後、封鎖状態にある。
石油輸出国機構(OPEC)で第2の産油国のイラクは、ロイターの分析では代替輸送ルートを持たず、湾岸産油国の中で最大の石油収入減に直面している。
カリム氏は、イラクのタンカーの海峡通過を許可するとのイランの保証は現時点では口頭のみで と述べた。
イラク南部油田の生産量は日量90万バレル程度という。
イラク当局はロイターに先月、交戦により原油輸出が滞って貯蔵タンクが限界に近づいたことから石油生産量が約80%減少し、日量約80万バレルに落ち込んだと明らかにしていた。
交戦前のイラクの原油生産量は日量約430万バレルだった。
カリム氏は、ドローン(無人機)による石油施設への攻撃が と述べ、内外の企業が標的となったと言及した。
ルマイラ油田の北部地区への攻撃により、米油田サービス大手シュルンベルジェとベーカー・ヒューズが使用する施設が被害を受け、火災が発生したという。
トランプ米大統領は、7日までにホルムズ海峡の航行許可を巡る合意が成立しない限り、イラン攻撃を激化させると警告している。
原文链接: Newsweek速報
