中国、中東鎮静化へ活発外交 外相が欧独サウジと相次ぎ協議
Miranda Xu Shi Bu Xiuhao Chen Ryan Woo[北京/ベルリン 2日 ロイター] - 中国の王毅外相は2日、欧州連合(EU)の外相に当たるカラス外交安全保障上級代表とドイツのワーデフール外相のほか、サウジアラビアのファイサル外相と相次いで電話会談を行い、中東での停戦の実現と原油輸送の要衝ホルムズ海峡の航行の安全確保を改めて呼びかけた。
中国は世界のエネルギー市場の混乱につながっている戦闘の収束に向けた外交努力を続けており、中国外務省によると、王氏はカラス氏との会談で中東での停戦と戦闘の終結はホルムズ海峡の安全な航行を確保するために不可欠との見解を示し、関係各国に対し、合意形成を図り必要な条件を整えるよう呼びかけた。
王氏はワーデフール氏との会談では、中国とドイツは責任ある大国として客観的かつ公正な立場を維持し、建設的な役割を果たさなくてはならないと伝えた。
中国国営の新華社通信によると、王氏はサウジアラビアのファイサル外相とも電話会談を行い、ホルムズ海峡の航行問題はイランとの戦争の波及効果であり、戦闘が続く限り海峡は安定しないと警告し、早期停戦を呼びかけた。
中国は、米国とイスラエルによるイランに対する軍事攻撃は国際法に違反しているとして軍事行動の停止を求めており、王氏は湾岸諸国の主権と安全のほか、民間人や非軍事施設、海上交通路の安全を守る必要性を改めて訴え、米国とイスラエルだけでなくイランにも停戦交渉の席に着くよう呼びかけた。
これに先立ちドイツ外務省はこの日、ドイツと中国はホルムズ海峡の航行の自由を回復する必要があるとの見解で一致し、特定の国が海上交通路を支配したり、船舶が航行する際に通過料を課したりするべきではないとの認識を共有しているとXに投稿。
中国はイランに対する影響力を行使し、交渉による解決と湾岸諸国に対する敵対行為の終結を実現できるとの見方を示した。
原文链接: Newsweek速報
